レトロ名古屋 [美味しいこと]
GWに行った名古屋で、ストーカーを面白いところへ連れて行こうと思ったら、
なんだか昭和を感じさせる店ばかりになっていました (^^;
ここは初めて大須に行った時、ストーカーと偶然見つけた喫茶店 (昭和22年創業)。
常連さんばかりで、ちょっと入るのをためらう雰囲気があったけど、今では二人とも、この店のファンなのですな (^^)(^^)
こだわりのアイスコーヒーは、氷の入ったグラスと濃い目の熱いコーヒーが出てきて、自分でジャバと注ぎます。
刻んだキャベツいっぱいの名物エビフライサンドとカツサンド、名古屋でしか食べられない小倉トーストがオススメです!
そして、こちらも古くから続いているケーキ屋さんの喫茶店 (昭和24年創業)。
“マロン” ってケーキが有名らしいけど、常時30種類以上のケーキがあって悩みます。
ケーキの名前も、“アメリカン” とか “ハワイアン” とか… なんとなく古めかしくって面白い (^^;
駐車場もあるので、クルマで行くのにいいですよ。 結構広い店内なのに、GWだったからか満席でした。
この日の泊るところも名古屋最古のホテル (昭和11年開業) を予約していました。
もちろん内装は改装していて落着いた雰囲気だし、名古屋の中心部なのに、駐車場無料っていうのも嬉しい (^^)
朝食ブッフェの時、ジャムの横に小倉餡が置いてあるのも名古屋らしくて、出張の時にも愛用のホテルです。
1泊した次の日、GW最終日のランチに行ったのも、これまたレトロな洋食屋さん (昭和39年創業)。
この日は、洋食屋の定番ジャンボハンバーグと、名古屋の定番エビフライを注文してみました。
僕の好みからすると柔らか過ぎですが、懐かしい優しい味のハンバーグでしたよ。
これだけ回って気付いたのですが、レトロな店は、テーブルに椅子にカーペットと、赤の使い方が絶妙なのですな。
名古屋は、駅前の一等地に “大名古屋ビルヂング(そろそろ建替えですが)” のような古いビルが残っていたりして、
鰻だけじゃなくて、こんなレトロなものを巡るのも、名古屋ならではの楽しみ方ですね (^^)
右回り? 左回り? [自転車のこと]
琵琶湖とか、淡路島とか、浜名湖とか、なにしろ一周するときには、どちら回りがいいのか迷いますな (^^;
( ↓ ぐるっとびわ湖サイクルラインより )
GWにチャレンジした7周目の琵琶イチ、今まで 『右回り』 ばかりしていて、今回初めて 『左回り』 に回ってみましたよ。
今まで 『右回り』 していた理由は…
・ 浜大津をスタートして堅田までの間は、クルマが多くて、朝の空いている時間に通過してしまいたいから。
・ どうしてもダメな時は、琵琶湖大橋か近江大橋を渡るとショートカットして帰ってこれるから。
今回、『左回り』 にしたのは…
・ ママチャリだから、クルマが多いときは歩道を走れること。
・ 2泊3日と余裕があるから、ショートカットはしないだろうと思ったこと。
ってことで、初めて回る方向を変えてみましたよ (^^)
そして、両方をやってみた結果は… やはり湖畔側を走れる 『左回り』 の方が景色が好くて、楽しかったですな。
実は、回る方向の問題よりも、のんびりとママチャリでという走り方が、今の僕に合っていたのかもしれません (^^)
今後、琵琶イチをされる方の参考に。
☆ 琵琶イチ おまけ
琵琶湖沿いを走っていて、ふっと視線を感じました!
最初、動かないので捨てられたぬいぐるみかと思いましたが、よくよく見ると…
可愛い目をしていますが、イタチでしょうか (^^)?
こちらに気付くと、スルッと岩の隙間にもぐってしまいましたが、こんな出会いがあるのもママチャリで走ったお陰ですね。
☆ ママチャリ おまけ
やはり前カゴが付いてないと、雰囲気が出ませんな (^^;
入荷待ちだった純正の前カゴを付けて、よりママチャリらしくなりましたぞ!
この前カゴは、フレームに直接取付けるタイプなので、ハンドルを切ってもカゴは前を向いたまま。
この方がハンドルに負担が掛からなくていいのですが、普通のママチャリで慣れていると、ちょっと戸惑いますな (^^;
東海道53次 復習の旅 [ ┗ 東海道53次]
ゴールデンウィーク後半は、2泊3日で “東海道53次 復習の旅” に行ってきました。
タンデムで東海道53次を走った時に、見過ごしてしまった場所を、もう一度ゆっくり観光しようという企画です (^^)(^^)
まずは、桜の時季に通った岡崎城が印象的だった岡崎宿を目指すことにします。
この時期の岡崎城は、桜は終わっていますが、“五万石ふじ” と呼ばれる藤棚が見ごろなのですな。
真中の井戸は、岡崎城で生れた家康の産湯を汲んだ井戸なのだとか (ちなみに家康の誕生日は1542年12月26日)
岡崎城の周りは公園として整備もされていて、むちゃくちゃ居心地のいい場所でした。
お城の反対側ある図書館のカフェでランチを食べた後は、旧東海道をPちゃんで走って豊川稲荷へ向います。
今回、豊川稲荷に行った理由は、テレビで紹介されていた “おきつねバーガー” を食べたかったから (^^)
パリッと揚げた厚揚げに、ケチャップ味のヒレカツがはさまれていて、食べたことのない味と食感でした。
豊川稲荷の門前には、もともと稲荷寿司の店が沢山あるのですが、いろいろと考えはるものですね。
…で、夜は吉田宿(豊橋)まで行って、200年以上続く “菜めし田楽” を食べて、1日目終了(豊橋泊)です。
2日目、前日の岡崎が気に入ってしまって、この日も岡崎を起点に東海道53次の復習をスタートします (^^)
まずは、八丁味噌の蔵見学に行ってみました。
八丁味噌は、2年間熟成するそうで、そのための大きな樽には、6トンの味噌と、その上に3トンの重石が載っています。
今回は、旧東海道の地図も持たずに来ましたが、旧街道を見付けるには…
旧街道は、1号線を縫うように走っています。
1号線より後に作られた道は、1号線と直角に交わっていますが、先にあった旧街道は鋭角に交わっているのです。
それを目安にナビを見ていると、けっこうな確率で旧東海道を見付けられますよ (^^)
それに所々に残る松並木は、遠くからでも目印になりますね。
2日目は、宮宿の七里の渡しまで行って、名古屋に泊って終了しました。
クルマだとアッという間ですが、一度人力バイクで走った道は、風景や店や曲がり角まで鮮明に覚えているものですね。
復習も、なかなか楽しかったですぞ (^^)(^^)
☆ おまけ
3日目、名古屋からの帰り道で、関宿にも寄ってみました。
写真↑は、同じお店を左右から撮ったものですが、看板をよく見てみてください。 裏表で書き方が違うでしょ!
関宿の看板は、天皇がいたはる京都側は、お堅い漢字。 江戸側は、分かりやすいひらがなで書いたそうです。
旅人には、漢字の看板をたどったら江戸へ、ひらながが見えたら京都向きと、方向を示す役にも立ったようですな。
くっさん。× ギャルチャリ × 琵琶イチ (後編) [自転車のこと]
琵琶イチ2日目(昭和の日) 彦根→長浜→北端の追坂峠→マキノ (泊)
2日目は、朝御飯を食べて8時半にスタート。 前日に十分な休養を取ったので、お尻が痛い以外は問題ありません (^^)
…で、まずは順調に長浜にある旧長浜駅舎まで到着。 ここは現存する最古の駅舎なのだとか。
長浜は、大河ドラマと黒壁の町並みで人気ですが、まだお店も開いてないので、残念ながらそのまま素通りします。
ママチャリだと、琵琶イチしているとは見られずに、近所のおっちゃんの散歩みたい思われているのでしょうな (^^)
長浜から湖北に掛けては、平坦な琵琶湖畔の道で唯一峠のある場所です。
3段変速しかないママチャリでは、この峠越えが一番の難所でしたが、
国道303号線のトンネルを使って、押すこともなく、なんとか “道の駅 マキノ追坂峠” まで来れましたぞ!
追坂峠を下ったマキノでは、昔ながらのフンドシ姿の勇壮なお神輿も見れて、無事にホテルに到着 (^^)
☆ オプションツアー
この日も、早めの14時半にはホテルに着いたので、チェックインしてからメタセコイヤ並木を見に行ってきました。
「車で15分ぐらいです」 と聞いて、楽勝と思って向かったのですが、緩い上り坂が続いて、けっこう辛かったです (^^;
でも、新緑の並木道は期待以上の綺麗さで、わざわざ行った甲斐がありましたぞ!
琵琶イチ3日目(4月30日) マキノ→白鬚神社→堅田→浜大津ゴール!→京都実家
この日もホテルで朝食をとって、朝の8時にスタート!
自転車に乗ってない人からは 「琵琶イチって楽しいの?」 なんて聞かれますが、
天気のいい日に、キラキラした琵琶湖を眺めながら人力で走るのは、ホントに気持ちがいいですよ。
そういう人には琵琶湖沿いのホテルでレンタサイクルもありますから、ちょっとの距離でも走ってみて欲しいですね (^^)
この日は、17時ごろから雨が降る予報で、ちょっとだけペースをあげて走ります。
最初、ママチャリで琵琶イチするなんて完走出来るかさえ不安でしたが、1日、2日目共に予定より速く走れたので、
3日目ともなると自信が付いて、走りにも余裕が出てきますね。
そして、雨が降る前の13時半に、浜大津の郵便局前に到着。 めでたくママチャリで琵琶イチ達成です \(^^)/!
実は、この達成感を味わってから、京都まで自走で帰る道が、一番しんどいのですな (;_;)
1日目 6時間半(8:00~14:30)+2日目 6時間(8:30~14:30)+3日目 5時間半(8:00~13:30)
= 18時間でした。 ( “ぐるっとびわ湖サイクルライン”によると琵琶イチ197193kmです )
☆ サプライズ
最終日の3日目、残り15キロ程になって、久しぶりに人力バイクで走ったからか、足がヘロヘロになってきました。
ちょうど、湖畔沿いに小洒落たカフェを見付けて休憩していたら、同級生の〇ン〇君から突然電話が掛ってきて、
「今、どこを走ってる? くっさん。の応援に琵琶湖まで来てるよ」 とのこと!
場所を連絡して、このままカフェで待っていると、家族3人で会いに来てくれました (^^)
これで元気が出て、最後まで頑張れましたよ。 ブログは見てないと思うけど、応援に来てくれてサンキューでした!
くっさん。× ママチャリ × 琵琶イチ [自転車のこと]
『ママチャリに乗ったくっさん。』 と 『ママチャリで琵琶イチ(琵琶湖一周)』、 どちらも有り得へん組み合せ!?
男子にママチャリは似合わへんし、高校生ならママチャリで琵琶イチしそうだけど、倍以上の歳ではやらんでしょ (^^;
しかしながら、GW最初の3連休は、『 くっさん。× ママチャリ × 琵琶イチ 』 にチャレンジしてきましたぞ!
琵琶イチ1日目(4月28日) 京都実家→スタート地点の浜大津→最南端の瀬田唐橋→守山→彦根(泊)
まずは、京都の実家から自走で、いつも琵琶イチの起点にしている浜大津の郵便局を目指します。
ここにたどり着くまでに、すでに2つの峠を越えて、ちょっとバテ気味ですが、朝の8時30分に琵琶イチスタート!
真ん中の1枚は、ドイツに居たはる めぎさん へのサービスショットですが …(^^)
大津市はバイエルン州WURZBURG市と姉妹都市で、WURZBURG市の支援で、このドイツの建物が出来たのだとか。
…で、案外あっさりと最南端の瀬田の唐橋 (本来は朱色の橋です) に到着です。
琵琶イチするのは、これで7周目 (過去記事 4周目・5周目・6周目) ですが、今回、初めて反時計回りに周ってみます。
この日は、晴天で、暑くもなく、風もなく、最高の人力バイク日和。
琵琶湖沿いはサイクリングロードが整備をされているので、ロードバイクに乗ってる人にはビュンビュンと抜かれますが、
ママチャリならではの “ゆるさ” が、忘れていた懐かしい感覚を蘇らせてくれました。
前傾姿勢のロードやマウンテンバイクだと速く走ることに集中してしまいますが、
垂直姿勢のママチャリは、速く走ることよりも景色を楽しむ余裕の気持ちになりますね (^^)
今まで、乗り物というと、何でも “速さ” を追求していましたが、こんな “ゆるさ” を楽しめる年齢になったのですかな (^^;
のんびりと走りながら、もしかしたら今までで一番風景を楽しんだ琵琶イチかもしれません。
今回は、納車前にちょっとだけママチャリを改造してもらっていたので、実はGWの日程に間に合うかギリギリでした。
最悪は、スタート当日の納車になるかと思って、1日目は近めの彦根で宿を予約していました。
大浴場があるからと選んだ宿ですが、缶詰研修(?)に使うようなところで近くにカフェもコンビニもありません。
琵琶イチ1日目は、無事に14時30分に着いたのですが、あとの時間を潰すのが大変でしたぞ (^^;
ここで、残りの琵琶イチレポートは次回にして MY ママチャリ を紹介させていただきます!
前回、大阪まで買いに行ってダメだった曰く付きのオランダ生れのママチャリです。
今回は、群馬の知っている自転車屋さんで整備してから送ってもらいましたよ。
最初は、アマさんのハーレーのような幅広ハンドルに戸惑いましたが、慣れるとなかなか快適。
後ブレーキは、ペダルを逆回転してブレーキをかけるコースターブレーキでしたが、
普通のレバーを握るブレーキに交換してもらっています。 ペダルも透明のものに交換済み。
これで、琵琶イチ197193kmに挑戦しました。 ママチャリといえども、なかなかいい感じでしょ (^^)